実践編 : wikiに情報を残すフローとストック

Wikiには情報を多く残せば残すほど基本的に良いと言えますが、「情報をどう整理して残しておくべきか」を意識するとより良いでしょう。整理する際の指針として、「フロー」と「ストック」についてお話しします。

Wikiに情報を残していくときは、この二種類の情報を分けて整理していくことをお勧めします。

フロー

「流れ」を意味するフローは、有効期限が短い情報です。生まれた直後は価値が高く、時間やプロジェクト進行の経過と共に価値が下がっていきます。議事録やメンバーへの連絡、ユーザーへのお知らせ、進捗管理表などがあたります。

フローはプロジェクトの過程を示す情報と捉えることができます。記録しておくと後からプロジェクト進行の経緯を追うことができるので、ぜひ残しておくべき情報です。

ただし、これらの情報は散発的でまとまりのないものなってしまいがちで、Wikiに残しておくにはやや不向きな情報でもあります。これらの情報によってWikiの一覧性が落ちてしまっていると感じたら、タスクのコメント機能を利用することを検討してみましょう。

対応するタスクにコメントとして残しておくことで、検索機能を利用して後から探し出すことができます。

ストック

「貯める」を意味するストックは、今後変更の可能性が低く、有効期限が長い情報です。フローを経て決まった最終的な情報がこれにあたります。ストックの情報はプロジェクト終盤になるほど価値が高くなります。マニュアルや設計書、仕様書などが分類されます。

ストックはプロジェクトの結果を示す情報と捉えることができます。Wikiはストックを残しておくのに向いているツールです。残しておくことで、重要な情報だけを効率的に確認できるようになります。

tips
情報の日付を意識する

フロー、ストック共に、情報は作られた日付が重要です。Wikiを利用すれば情報が作成・更新された日付が記録され、どの部分が変更されたのかも確認できます。

また、後に更新される可能性が高い情報に関しては、文章として更新日付を書いておくとよりわかりやすくなるでしょう。

情報の種類を意識するばい!